2024年02月28日
2024年02月28日
おそろしい小学生の行動力「青銅の魔人/江戸川乱歩」
まいど。
人生の午後をおもしろおかしく暮らす、つるたやです。
以前、マンガ好きを自認する、今のワタクシのルーツとして、
手塚治虫の火の鳥未来編を紹介しましたが、
“ミステリ好きを自認する、今のワタクシのルーツ”も当然(?)ございます。
それはコレ。
ええまあ、大御所中の大御所でございます。
(フロイト大先生があるんだから、当然あるよね)
★ざっくりあらすじ
『ギリギリと歯車の音を鳴らし真夜中の時計店を襲う青銅の機械人間が人々を恐怖に陥れる。
そして対決する“皇帝の夜光の時計”を狙う青銅の魔人と名探偵明智小五郎。』
まあ興味のある方は青空文庫で読めちゃいますのでどうぞ。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001779/files/56671_59636.html
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マンガは手塚スタートで、乱歩で探偵小説デビューという、
ちょっとミーハーかしら? とも思える僕のミステリはじめは、
八戸小学校2ねん4くみのクラスメートに勧められた
この一冊だったわけです。
今となってはすっかり曖昧な記憶なのですが、
それまでは特に親しかったわけでもない級友でした。
しかし彼も級友ってだけでこんな作品を勧めるとか、
なかなか思い切ったことをするね。
同じニオイでもしてたかな?
しかもよく考えると、この一冊は彼から借りているんだよね。
そしてさらによくよく思い出すと、勧められたというよりも、
彼が読んでいるのに興味を持った僕の方から話しかけたような…
気がしてきたよ?
うん、そんで貸してくれるようお願いしたんだなキット。
おそろしいな小学生の行動力。
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そしてこの一冊を皮切りに、小学校の図書館にある
少年探偵団シリーズ全制覇という、読書少年あるあるのルートに乗るのだが、
それはまたべつのはなし。
んでわ。