2024年04月22日
わかちあいの会と共感的理解
まいど。
人生の午後をおもしろおかしく暮らす、つるたやです。
「わかちあいの会」で、立場の違う参加者どうしが、
比較的うまくいったことや、それについて思ったことなどを
ちょっと前に書かせていただきました。
その際には、違った立場の人どうしの方が、他者の話を聴くことで、
自らの境遇を客観視できるかもしれない、というようなことを
書いたのですが、それでは同じ境遇の方々が集まった場合には
どんなことが起きるのでしょうか。
もちろん皆さんそれぞれが違った形での死別体験をなさっているのですが、
例えば、親御さんを亡くした、という共通の枠内においてなら、
近い種類の感情を抱えているようにも感じました。
ここでちょっと話はそれますが、カウンセリングの基礎に
“共感的理解”という大事な考え方があります。
たとえ育った環境が違ったり、価値観の異なる相手であろうと、
相手の考え方や状況を、相手の心の基準で、理解しようとする態度であり、
あたかも自分が感じているかのように、相手の話を聴く、ということを言います。
わかちあいの会の参加者は、もしかしたら、この“共感的理解”に
近いものを、お互いに感じているのかもしれない、と、ちょっと思いましたし、
境遇が似ていれば、なおのこと、理解しやすいのかもしれないな、と思いました。
tsurutaya at 23:30│Comments(0)│グリーフ
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