2024年09月05日
シリーズ幻の味 第4回「手羽先スモーク」
まいど。
人生の午後をおもしろおかしく暮らす、つるたやです。
いきなりの新シリーズ、ってえと、もう通常運転ですが、
いきなりの第4回は新しいですよね。
「幻の味」というのは、以前、別のブログで書いていたお題でして、
好きだったけど無くなったお店や、料理、食品なんかを
懐かしむ趣旨のシリーズです。
すでに三回ほど書いたので、そのうちリマスター版をお届けします。
さて、今日は久しぶりに床屋に散髪しに行ってきました。
家を建て直して引っ越してきて以来、ずっと通っているので、
かれこれ30数年の付き合いになります。
30年も通っているので、店に入って椅子に座ると、
自動的に散髪が始まります。
多分最初の10年くらいは「いつものようにお願いします」と伝えて
いたような気がしますが、近年は座ったらいきなり世間話です。
今日もやくたいもない話をダラダラとしておりましたが、
鮎川(*1)の鯨の話から、鯨の調理方法に話がうつって、
そういえば学校給食で「鯨のオーロラ煮」(*2)ってあったなあ、
という話になりました。
同じ給食センターの飯を食った仲ならではの会話ですが、
その時出たのが「手羽先スモーク」なのでした。
名前通り、鶏の手羽先をスモークしただけのシンプルな
料理でしたが、ワタクシ的には当時の人気NOメニューでした。
今考えると、けっこう堅めに仕上げた、スモークしただけの
手羽先ですが、今まで類似の料理は見たことがないように思います。
パリパリに乾燥していたし、肉もかたくて、可食部分が極めて少ない。
…うーん? 残念料理のような気がします。
でもできることなら、ソイツと一緒にビールでも飲みたいものです。
小学校、先日50周年を迎えて、今度記念行事もやるらしいし、
懐かしの給食メニュー再現企画でもやってくんないかしらん。
んでわ。
*1:宮城県北東部の港町、宮城県牡鹿郡鮎川町。
捕鯨で有名で、観光交流拠点施設“ホエールタウンおしか”には
くじら専門の飲食店もある。
*2:サイコロ状に切った鯨肉をケチャップで煮た料理。
オーロラ要素は特にないので、当時の給食メニュー開発者に詩人がいて、
北氷洋に想いを馳せて名付けたのではないだろうか。(妄想)
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