2024年09月09日
「定禅寺ストリートジャズフェスティバル2024」A面
まいど。
人生の午後をおもしろおかしく暮らす、つるたやです。
この前の土日、当地仙台では、音楽イベントが行われておりました。
その名も「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」。
ケヤキ並木が売りの定禅寺通りを中心に、仙台の街中のあちこちに
ステージが設営されます。
演奏者については、プロ・アマを問わず、居住地も仙台宮城以外からも
多数、そしてジャンルすら関係なく集まってきます。
というか、全体で見ると、案外ジャズは少ないかも。
多種多様なステージの中から、自分好みのルートを選択して、
“番組”を楽しむことができます。
しかも1991年以来ですから、もう30年以上やっているんですってよ。
とまあ、詳しくは公式サイトでもご覧ください。
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「吾輩のじゃずふぇす」
前々日に、紙公式パンフレットを入手した吾輩は、情報を精査していた。
広告が多いとはいえ、B4判で50頁もあるパンフには、詳細な会場地図と
出演バンドのざっくりした説明(バンド名、カテゴリ、バンドのコメント、
活動地域)などがステージ番号と演奏日時ごとに記載されている。
これらを基に、当時の行動予定を組むのだが、知り合いが出るステージの
日時・場所はすでにおさえてあるので、そこに向けてどう繋いでいくかが、
じゃずふぇす予習編なのである。
とはいえ、マイルストーンだけ決めて、あとは適当に流すのが例年の
ルーティンだし、それすらも、有識者である友人とまわるので、まあ、
概ねその人頼り、というか、お任せなのが、毎回の実情なのであった。
でもまあ、今年は早めに現地入りして、昼過ぎの合流前に、昼飯ついでに、
独りでちょっとうろつこうと、珍しく真剣に検討していたのである。
熟慮した結果、合流地点から離れた“西公園”界隈を振り出しにして、
昼飯を捕食しつつ“定禅寺通り”を流して待ち合わせの“円形公園”に
向かうことにした。
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吾輩が地下鉄を乗り継いで西公園に着いたのは11時ちょうどで、
まさに西公園ステージでの最初の演奏が始まろうとしていた。
どうやらベンチャーズのコピーバンドのようで、掴みの曲はおなじみの
「パイプライン」。別に嫌いじゃないが、足を止めて聴くほど好きなわけでもない。
こういうのを背中で聴きながら次の場所を目指すのがじゃずふぇす独特の感覚で、
歩いているうちに、それがフェードアウトしていくうちに、次の曲が徐々に聴こえてくる、
って寸法である。
ただ歩くだけでもけっこう楽しいのだ。
一通り屋台を物色したのちに、ビッグバンドの演奏する「A列車で行こう」を聴きながら、
さくっと昼飯をくって、「北酒場」メタルバージョンを遠くに聴きながら、
ビール片手に、定禅寺通りを目指す。
フェスの名前をとっているだけあって、定禅寺通り沿いでは、ジャズや
フュージョンの演奏が聴こえることが多いように思う。
九月とはいえまだまだ暑い日中に、仙台名所の欅並木が有難い定禅寺通り。
通りの途中から、道路に挟まれた遊歩道を歩く。
ひるひなかの往来で、大手を振ってビールをチビチビやれるのも醍醐味だ。
メディアテーク前のジャズ演奏を聞き流しながら、県民会館(旧名)前
あたりで足を止める。
というと、なんかの演奏を気にかけて聞き入ったようだが、
単に通りの中央の遊歩道で演奏をしていて、通行が制限されていたのだった。
成り行きで10分程度演奏を聴いていたが、悪くなかったし、それもまたヨシ、
と思えるのが、吾輩のじゃずふぇすなのである。
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んでわ。
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