2024年10月24日
ワタクシと酒本(酒話外伝)「酒について/キングズレー・エイミス」
まいど。
人生の午後をおもしろおかしく暮らす、つるたやです。
つい先ほどまで、ワタクシ的に好評な『ワタクシとお酒』シリーズを
書くべく準備をしていたのですが、お供のお酒を飲めない事情があるため、
そっちは後日にまわすことにしました。
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中学生の僕は、とある部活で幽霊部員を決め込んでいて、
放課後はほぼ毎日、学校近くの図書館に入り浸っていた。
自分の好む、SFやらミステリが、中学校の図書館にはあまり無かった、
というのが主な理由であったが、学校の図書館には置いてくれないような
不適切な書物を求めていたのかもしれない。
そんな悪書のひとつに、小学生の頃から“酒”というものに
並々ならぬ関心を持っていた僕が、何度も借りた本がある。
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酒について/キングズレー・エイミス
訳者は「吉行淳之介/林節雄」 …お?悪書っぽい?
「酒について」という題名のわりに、内容は酒そのものというわけではなく、
酒周辺のエッセイ、であり、イギリス人らしいもったいぶった言い回しや、
皮肉というには少々キツ過ぎる悪態が、なんでか当時の僕には心地よかった。
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しかしよくよく考えると『ワタクシとお酒』シリーズも、題名のわりに、
内容は酒そのものというわけではなく、酒周辺のエッセイ、でしたね。
今回、本棚から発掘した本書の埃を払って、久々に拾い読みしてみたのですが…、
いやあ、こんなもの愛読する中学生はイヤだなー、と、思いましたよマジで。
んでわ。
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