好きな曲を紹介するだけの回(カバー曲)12月のトークデトックス

2024年11月28日

ワタクシと酒菓子(酒話外伝)

まいど。
 人生の午後をおもしろおかしく暮らす、つるたやです。
 
 小学生の頃から酒について並々ならぬ関心を持っていたワタクシですが、
そうそう飲めるはずもなく、たどり着いたのが酒チョコの類でした。

 まあラミーよりもバッカス派です。

 しかし小学生のワタクシの心をつかんだのは、ボトルチョコレートでした。

 味の違う5種類のお酒を封じ込めた小さなボトルのチョコレート。

 当時のワタクシには高価だったため、遠足のお菓子代を全額つぎ込んだ、
なんてこともありました。

 気になるお酒の種類は、ウィスキー、ブランデー、ラム、ポートワインに、
キュラソー。「なんだキュラソーって?」とその頃は思ったものです。

 まあ風味だけで、実際はアルコール度数も低めだったようですが、
まだ見ぬ世界に酔いしれておりました。

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 高校生の頃、受験勉強のおともにコーヒーを飲み始めたのだが、
かなり田舎の街だったので、珈琲豆の入手にはけっこう苦労をした。

 結局、本格珈琲を売りにしている喫茶店が近所に一軒あったので、
そこで豆を買っていた。

 その喫茶店は、ケーキの種類もけっこうあって、ビンボーだったので
珈琲豆を買うだけで精一杯、ケーキどころか店で珈琲を飲むことさえなかった。

 まあ当時はそれほど甘いモノに興味はなかったのだが、
そんな僕の目をくぎ付けにしていたのが、“サバラン”なのである。

 僕の知っている“サバラン”はブリオッシュに空洞をつくって、
そこに生クリームとフルーツを詰めて、酒をしみこませたものだが、
けっこうなバリエーションがあるらしい。

 高校生の僕が恋焦がれたソレは、丸いパンの頭数ミリをカットして、
中をくりぬいてからクリームを詰めて、カットしたパンで蓋をして、
クリームとマラスキーノチェリーで飾っている、という感じであった。

 多分一度くらいは食べたと思うが、そのお店も今はもう無くなってしまったので、
あの味も思い出の中にしか存在しないのである。

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 先日、最寄りの駅ビルで、サバランを見つけて、うっかり買ってしまいました。

サバラン1

 生クリームをサンドしたバーガー風の頭に、弁当についてる醤油容器によく似た
プラスチックの魚みたいなのが刺さっている、という、ちょっと見、???と
思うようなブツでしたが、魚容器の中の酒をお好みで注入できる、という
酒びたしにできるという点では、なかなかに画期的なサバランでした。

サバラン2


 そして魚の容器、案外鼻が長かった…カジキマグロかしら。

んでわ。


tsurutaya at 23:30│Comments(0) 

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