12月のトークデトックス聴くチカラBASICクラス2024年度4期の募集中ですよ

2024年12月04日

何年かけてもいいので「ヒストリエ/岩明均」

まいど。
 人生の午後をおもしろおかしく暮らす、つるたやです。

 三度の飯の次くらいにはマンガ好きのつもりではありますが、
ここのところ書くネタは昔話ばかりです。

 まあ、立ち読みをすることもめっきり少なくなり。
 購入する新刊も継続以外は、昔から好きな作家のみ、
というテイタラクではありますが、たまには現在進行形のマンガの話を
書かないとイカン!と思うのです。

 で、なにかしら紹介できるモノはないかと、つらつら考えると、
こんなワタクシでも、新刊を待ち遠しく思っている作品が、2つもあると気づきました。


 1つは以前にこのブログでも紹介済みのコレ

 「少女ファイト/日本橋ヨヲコ+木内亨」
そして今回紹介するコレです。


「ヒストリエ/岩明均」

---

★公式サイトからパクったざっくりしょうかい
アレキサンダー大王の書記官エウメネス、その波乱の生涯を描く!
『寄生獣』で世を震撼させた岩明均氏が漫画家としてデビューする前から
温めていた物語、それがこの『ヒストリエ』。
舞台は紀元前、後にアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの
波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作だ。

蛮族スキタイの出身でありながらそれを知らず、都市国家カルディアで
ギリシア人養父母に育てられたエウメネスは、ギリシア的教養を身につけることとなる。 
ある日養父が殺され、自分の出自を知ったエウメネスは奴隷の身分に落とされる。
それが、彼の波乱に満ちた旅の始まりだった!

--

 岩明均は上記にもある通り「寄生獣」がその出世作ということに
なっているし、まあ、実際そうだと思うが、大学時代にデビュー作「ゴミの海」を
読んだ時の衝撃はけっこう大きく、その後連載された「風子のいる店」も
毎月楽しみにして読んでいた。

 全ての登場人物たちに、一癖も二癖もあるのが特徴で(?)で、
人間の心をえぐるような描き方をする人だな、と思っていたが、
就職した頃に買っていたアフタヌーンで連載の始まった「寄生獣」では
人間の体をえぐるような描き方をしていたのでびっくりした。
 が、実際には最も人間に迫る、それまでの岩明均の集大成のような
作品だったと思う。

 ホントならこのまま紹介したいくらい、大好きな作品であるよ「寄生獣」は。

---

 あれ?
 「寄生獣」推しで、変な感じになってしまいましたが、
「ヒストリエ」も負けないくらい面白いです。ホントです。

 ただ、今年の6月になんと5年ぶりに新刊の12巻が出たのですが、
連載は休載してしまったというのです。

 2003年から連載開始ですから、かれこれ20年以上はこれだけを
描いているわけで、1985年デビューなので、キャリア40年の
実に半分以上が本作に費やされている計算です。
 (※実際は「レイリ」の原作もやっている)

 作者の身が心配になるペースですが、まあ、何年かけてもいいので
完結だけはしてほしいものです。

んでわ。


コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

12月のトークデトックス聴くチカラBASICクラス2024年度4期の募集中ですよ