2025年03月13日
ワタクシとカクテル(酒話漆)
まいど。
人生の午後をおもしろおかしく暮らす、つるたやです。
酒の種類についての話ばかり(?)でしたが、
今回は違う切り口“カクテル”のはなしです。
“ワタクシとウヰスキー(酒話伍)”で書いた通り、高校生の頃
「コークハイ」という形で、カクテルのようなものに出会った、
といってよいと思っています。
では“カクテル”というものを意識し始めたのはいつか?
というと、それは寮生活を始めたばかりの頃、カジュアルに
自分用の酒を所有する、最初のいっぽんから、なのだと思います。
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むかしむかし“樹氷”という謎スピリッツがあった。
今では立派に“甲類焼酎”という身分を得たが、当時は
“マイルド・ウォッカ”という謎なカテゴリの酒だった。
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まあ、田中裕子にだまされた可能性も否定はできない。
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ただし、ソイツは安かった。
貧乏な大学寮生にも手が出せるくらいに、安かったのである。
そんなんでも、部屋の先輩にバレないように隠し持って、
自販機のファンタで割って、コソコソ飲んでいたものである。
不思議なことに、酒の所有はすぐに先輩にばれて、付近の住民によってたかって、
あっという間に空にされたものでる。
まあ、似たような経緯で、よそ様のお酒もご相伴にあずかっていたものだから、
これはもう、そういうシステムなのだと思うことにした。
さておき、樹氷にはわりとすぐに飽きて、別の酒を買うようになったのだった。
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さて、大学の講義(とくにドイツ語と確率論)そっちのけで、酒の勉強に
勤しんでいたためか、カクテルってなんとなくジュース割じゃあないよな?
って気づいてきたそんな頃、くだん(?)のサントリーで出ていたのがコレである。
「トロピカルカクテル」と銘打った、予め混ぜ合わせたモノを瓶詰めして提供する、
という仕組みで、なんか“プレミックスの瓶売り”というそうである。
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新入生の頃、寮の二階に、なんでか気の合う奴がいて、ソイツの部屋に行くと
なぜか「トロピカルカクテル」が何本かあった。
あったが、そんなに飲んだ記憶がない。
もしかしたら空瓶を飾っていただけなのかもしれない。
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第四次カクテルブームの牽引役になった“カクテル パートナー”発売より
前のはなしで、探したらCMもあった。
なお、広田玲央名にだまされた、気はしていない。
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なんだか偽カクテル話になってしまいましたが、ココこそがワタクシのカクテル愛好癖の
“入り口”であったことは間違いないと思います。
しかし結局、本格的にBARでカクテルを飲むのは、就職してからになるのですが。
★今宵のおとも:ブリュードッグ エルビスジュースグレープフルーツIPA
近所の量販店で安売りしていたので結構買ったけど、お得でした。
グレープフルーツジュースが入っているだけで酒税下がりますしね。
んでわ。
tsurutaya at 23:30│Comments(0)│食


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