日常の謎「空飛ぶ馬/北村薫」はじめてのBar

2025年05月12日

3つの約束(わかちあいの会)

まいど。
 人生の午後をおもしろおかしく暮らす、つるたやです。

お手伝いをしてきました。
 今回の役割は、わかちあいの会の輪の外でサポートする、というものでした。

 わかちあいの会の参加者はナーバスな状態な方が多く、会の途中で
気分が悪くなったりする方もまれにおられます。
 そういった時に、部屋の外にご案内するという、基本的には、
有事の際の対応が主な仕事になります。

 ほかにもエアコン調整、換気なんかを行う役割ですが、
まあ、基本的には待機して、皆さんの様子を眺めることになります。

 「わかちあいの会」じたいは、参加者の他に、全体の進行を行う
ファシリテータと、その補佐役がメンバーです。
 なので、サポート役は、登場人物の中には入っていません。
 空気みたいなものです。

 ただ、俯瞰する、という意味では、なかなか進行が見えやすいと感じています。

 「わかちあいの会」では、開始前に以下の3つのルールを守って
いただくように伝えています。

・会の中で聞いたことを外では話さない
・他の参加者の方に対する、非難やアドバイス、励ましなどに繋がる発言は控える
・話したくない時には無理に話さず、「パス」をしていい

 まあこれは最低限のルールというもので、いろんな方がたが集まって
話をする以上、ちょっと逸脱する方も一定数いらっしゃいます。
 そういった状況を調整するのがファシリテータの役割になります。

 今回は、他の方が話している最中に、大きな声で「わかりますー」とか
言って割り込んで自分の話を始める、という方がいたのですが、
これは上記3ルールには抵触しないものの、ファシリテータが介入して
元々話していた方に話し手を戻す場合があります。

 例えば子どもたちを対象にしたこういった会では、発言時にボールなどを
持つようにして、話し終わったらボールを次の人かファシリテータに
渡す、という形式で行ったりします。

 これ、子どもにはルールの把握と実践が難しいから、だと思っていたのですが…

 大人であろうとも、必要なのかもしれない、と思ったのが先日の感想です。

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んでわ。


tsurutaya at 23:30│Comments(0)グリーフ 

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