心理学豆知識
2025年01月13日
今年初のわかちあいの会
まいど。
人生の午後をおもしろおかしく暮らす、つるたやです。
先週、今年初めての、仙台グリーフケア研究会主催
「わかちあいの会」のお手伝いをしてきました。
事前の申し込みでは、参加者4,5名ほどかと思われ、
当日も前日からの大雪ということで、こじんまりと実施する、と
思われたのですが、蓋を開けたら8名もの参加者となりました。
事前ミーティングで、参加者少な目、という見通しで、
その日、初ファシリテーターを拝命したワタクシには、
想定外の出来事の予兆であったと申せましょう。
参加者が8目になった時点で、部屋を2つに分けたので、
当初の担当人数とほぼ同じになったのですが、場所とココロの
準備のゴタゴタはあまり気持ちのいいものではありません。
そんなワタクシの心情はさておき、今回の参加者の方々は、
似た境遇でもあったため、比較的平穏に進めることができました。
ただ、ワタクシ、初回ということもあり、進行のルールを
強く意識してしまい、参加者の方々の自由な発言を
損ねてしまったのではないか、と反省しております。
また、若干の失敗をした一方、カウンセラーとしては理解していた
つもりの“沈黙”について、新たな知見も得られたように思っています。
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カウンセリングにおいて“沈黙”とは、色々な意味があります。
例えば「相手がどういうふうに表現しようか言葉を探している場合」や
「自己洞察を行っているのではないかと思われる場合」、
「こちらの言葉を検討している場合」、「発言を受けて気持ちを整理している場合」
などは、こちらが少々待つ必要があるケースといえます。
逆に、「相手が極度に緊張している場合」や
「特に話すことも浮かばず、相手が少し居心地の悪さを感じている場合」
などは、こちらから何らかのアクションをする必要があります。
とまあ、カウンセリングにおいてはそれなりに“沈黙”の対応を
できるつもりでいたのですが、これが複数人になると、
少々違った趣も出てきます。
それは「周りの人間の出方をうかがう場合」の沈黙です。
実際ワタクシ自身も覚えがあります。
でもまあ、次回はその辺もちゃんとふまえて、
もうちょっとうまく進行できるよう、精進いたします。
んでわ。
tsurutaya at 23:30|Permalink│Comments(0)
2024年11月06日
白 vs 白
まいど。
人生の午後をおもしろおかしく暮らす、つるたやです。
バーサス三部作(今作りました)最終回は白白です。
一時期冬になると、おでんアンケート、というのを
色んな人にやっていまして、まあ、
「おでんの具で好きなものを3つ教えてください」
というものなんですが、3つ、というのがポイントでして、
みなさん高確率で“たまご”と“大根”が入ってきます。
これはまあ、会話のフリみたいなもので、
『みなさん高確率で“たまご”と“大根”が入ってきます』という
オチとともにおでん談義でもしましょうという感じです。
話題に困った際のネタ(おでんだけにタネ?)に、ご利用ください。
え?ワタクシの3択ですか?
もちろん、“たまご”と“大根”と…
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会話の小技というか、カウンセリングでも意識する技術に
「オープン・クエスチョン」「クローズド・クエスチョン」というものがあります。
「オープン・クエスチョン」は「どう思いますか?」「今後どうしますか?」のように、
相手が答える範囲に制約を設けず、自由(オープン)に答えてもらうような質問です。
会話を広げたい場合なんかにも良いです。
一方、「クローズド・クエスチョン」は「はい・いいえ」など
択一で答えてもらえるような、相手が答えやすい訊き方であり、
事実や相手の意向の確認などに向いています。
ただし、相手が答えたら、それで会話終了、ということにもなりかねませんので、
そこはご注意を。
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先日おでん作ったのですよ。
好きな3点+シャレで入れた玉こんにゃくです。
うん、全部白い(?)ですね。
んでわ。
tsurutaya at 23:30|Permalink│Comments(0)
2024年10月10日
この日なんの日10月10日
まいど。
人生の午後をおもしろおかしく暮らす、つるたやです。
今日10月10日はメガネの日、ではあるのですが、
以前書きました通り“世界メンタルヘルスデー”でもあります。
2024年世界メンタルヘルスデーのテーマは、
「今こそ職場でメンタルヘルスを優先しよう」
であると、世界精神保健連盟が発表しました。
ええ、いつもの(?)厚生労働省のページに書いてました。
そして同じページにシルバーリボンなんてもんが載ってます。
『シルバーリボンは脳や心に起因する疾患(障害)および
メンタルヘルスへの理解促進を目的とした運動のシンボルです』
で、以下いつもの(?)宣伝ですが、このシルバーリボン、
バッヂもありまして、ウチのNPOでも販売しております。
バッヂもありまして、ウチのNPOでも販売しております。
んでわ。
tsurutaya at 19:55|Permalink│Comments(0)
2024年07月01日
この日なんの日7月1日
まいど。
人生の午後をおもしろおかしく暮らす、つるたやです。
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けっしてネタに困ったわけではねえんだが、今日7月1日はなんの日だったかな?
と、調べていたと思いねえ。
いゃあ、ネットで検索便利だねえ。
山開きに海開き、そうかやっぱり夏っぽいのが多いのかな?
井村屋あずきバーの日とかじゅんさいの日とかね。
ナニナニ?
7/1は6/31で、June(ジューン)31(サイ)、じゅんさい…!?
先日行った秋田は、たしかにすんげえ暑かったがなぁ…
しかしクレジットの日とか、銀行の日とか、更生保護の日?とか、
法律や条例の施行、公布なんかの記念日でもあるのかい。
まあ、四半期の切れ目、ってえ日でもあるしなあ。
に、してもウォークマンの日とか、鉄スクラップの日とか、
もう何がなんだかわからねえな。
なんかこう、も少しネタに、いやさ、ためになるような情報はないものかねえ。
あっ!「こころの日」だと!?これだっ!!
日本精神科看護協会発行の“こころの日パンフレット”によると、
『1988年7月1日に施行された「精神保健法」にちなんで、
日本精神科看護協会が 1998年より7 月 1日を「こころの日」と位置付けました』
ふむふむ1988年にそんなことがあったのかい。
その頃の手前は、ってえと…
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1988年7月1日、三か月の研修期間を終えた僕は、某メーカー系列の
ソフトウェア会社で、プログラマーとしての一歩を踏み出そうとしていた。
折しも日本国内はバブルの終盤。
仙台市の繁華街、国分町には明け方まで人がたかっていて、不夜城とは
かくあろうものか、と思ったものである。
そんな時代のせいか、定時で終わっては飲みに行き、残業しては飲みに行く、
という生活をしても、特に違和感もなく、案外楽しく暮らしていたように思う。
そして1990年、勤めていた会社では、二年前の倍以上の新人を採った。
なんでか三年目なのに新人教育担当をしていた僕だったが、
その数年後には、バブル崩壊のあおりで、当時の新人のかなりがいなくなるのを
見ることになった。
若手を欠いた現場で、仕事の受注も厳しいのに報酬額が下がることはない、
という会社の給与体系は、結果的に高い原価(人件費)として、
管理者の首をじんわり絞めていった。
無理な工期や、スキルの足りない人員、常態化する長時間労働はまだしも(?)、
サービス残業という悪習も登場してきたころに、とある先輩が、
仕事先から失踪したというニュースが聞こえてきた。
思えば、その後色々と耳にすることになる“戦線離脱”する人々の
走りだった気がするが、当時は不可思議な出来事だと思っていたようだ。
社内の研修なんかで“メンタルヘルス”という言葉を聞くよりも
ずっと以前の話で、今思うと「精神保健法」の施行からほんの数年だったが、
そんな法律で何かが変わった気は全然しなかった。
それから四半世紀もして、ストレスチェック制度が義務化され、
ようやく何かが変わり始めた気もしたが、その頃には、両手でも足りないほど、
同僚が“戦線離脱”していた。
まあ、それも僕がサラリーマンを辞めた理由の1つなのかもしれない。
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そうかそうか、「精神保健法」から35年ねえ。歳も取るわけだ。
あ、それじゃあ、もしや“メンタルヘルスデー”ってのが、
あるんじゃねえのかい?
どれどれ?えーと、10月10日が“世界メンタルヘルスデー”てえのかい?
世界とは大きく出たねこりゃ。
おおなんと!あのWHOが協賛してるじゃねえか。
なんつっても、厚生労働省のページに書いてあるんだから間違えねえな。
おや?
同じページにシルバーリボンなんてもんが載ってるね。
ふむふむ『シルバーリボンは脳や心に起因する疾患(障害)および
メンタルヘルスへの理解促進を目的とした運動のシンボルです』
か、ほう、バッヂもあるようだね。
サラリーマン辞めてメンタルヘルス関連の仕事するなら、
社章がわりにコイツを付ける、ってえのも悪くないねえ。
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あ、そういえば、シルバーリボンのバッヂ、ウチのNPOでも販売しております。
良かったらコチラからどうぞ。(宣伝オチ)
んでわ。
tsurutaya at 22:38|Permalink│Comments(0)
2024年06月13日
バイクで簡単マインドフルネス(二輪車物語)
まいど。
人生の午後をおもしろおかしく暮らす、つるたやです。
先日書きました通り、久しぶりに自転車を復活させたので、
近所に行くのに使ったりもしますが、実はワタクシ、
手持ちの二輪車は125ccスクーター、650ccアメリカン、
と、合わせてタイヤが6つございます。
とはいえ三台いっぺんに使えるわけもなく、ここ10年20年で
最も出番が多いのは、やはりスクーターなのであります。
サラリーマン時代の30代には仙台市内への通勤の足だったし、
その後40代の東京転勤時にも、高速道路使えないもんで、陸路を
ひたすら走って東中野まで運んだものです。
そして今日もエンジンのかからなくなった単車のかわりに、
スクーターに乗って、はるばるバイク屋に行ってまいりました。
ええ、単車の修理と車検の依頼でございます。
行きつけのバイク屋は、うちから少々離れたところにあるのですが、
何かと融通がきく、フレンドリーなお店なので、ここ30年くらい
お世話になっています。
そしてそこへ向かう際には、いつもちょっと遠回りをして、
山中を抜けるルートを走ることにしています。
山の稜線にそってつくられた道路は、周辺の自治体の境目にも
なっているのですが、見晴らしも良いし、ほどほどに曲がっていて
退屈しません。途中になんか公共施設があるせいか、舗装もしっかり
していて、安心して走れます。
ここ半年ほど、妙に忙しかったり、体調が思わしくなかったり、と
バイクから縁遠い日々を送っておりましたが、山の清廉な空気の中を
久しぶりに走るのは、とても気持ちが良かったです。
あ、そういえば6年前の今時分に、こんなことを書いていましたよ。
---
新緑の季節ですね。
乗らない方にはイメージしづらいかもしれないですが、オートバイに
乗っていて一番好きなのは、実は今時分なのです。
暑すぎず寒すぎずヘルメットのバイザーに当たる虫の類も夏よりは
大分少ない、まあ、梅雨が来るまでの間、ですけどね。
社会的には少数派、と思って良いオートバイユーザー(以下バイク乗り)ですが、
狭い世界ながらも、趣味の世界のご多分に漏れず、色々な方向に細分化されています。
そして、その生息域も、峠とか林道、ご近所限定の下駄がわりまでと、様々です。
ワタクシの場合、主に農道や田舎道をメインステージとした、だらだら流すだけの
傍で見てると楽しさがイマイチ伝わらない感じの走り方をしています。
流れる風景をなんとなく眺め続けるのは、昔の電車の旅にちょっと似ているかもしれません。
農道なんかを走っていると、何キロも信号がないということもざらで、視界に入る風景も
遠くの山と近くの田んぼばかりなのですが、目の前で変わっていく景色をただ眺める、
というのは、日常を暮らしているとなかなか取れない貴重な時間だな、と感じます。
「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、
ただ観ること」という説明がされることもある、“マインドフルネス”にも、
ちょっと似ているような気がします。
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今日もぼんやり山を走りながら、やっぱりこういう道はスクーターより
単車のほうが気持ちいいな、なんて思ってました。
よし、車検から帰ってきたら、乗ろう!梅雨がくるまで。
(※なお、平年の梅雨入り時期は、もう過ぎている模様)
んでわ。
tsurutaya at 23:30|Permalink│Comments(0)