食
2025年01月06日
一年の計
まいど。
人生の午後をおもしろおかしく暮らす、つるたやです。
今年最初、1月1日の投稿は、昨年の予約投稿で、
1月2日はお休みしたので、実はこれが今年初の投稿になります。
ずるずると正月気分を引きずっておりましたが、一応5日から
ちょろっと仕事を始めておりました。
さて、三が日も過ぎたころ、近所の定食屋が営業を開始したということで
歩いて初外食に行ってまいりました。
そう、あの「鶏唐揚げ定食」を食べたかったのです。
ところがお店に着いてみると本日のオススメ看板に、なんと
「ワンタン麵」の文字があるではないですか。
ワタクシ、ラーメンの中でもとりわけワンタン麺が好きでして、
先日“解散”したラーメン屋さんでも、よく食べておりました。
満席でしたので、待ち時間含めて、たっぷり10分以上は悩みました。
ワンタン麵 or 唐揚げ定食。
三が日、餅やら酒やらで、コメをまだ一粒も食べていない、ということもあり、
ギリギリまで悩みました。今年初の長考です。
しかしまあ、ここのネタにもなりそうだしなー、ということで決定しました。
「一年の計はワンタンにあり」っていいますしね。
食べながら思いついたオチですが。
(ダジャレまみれの一年になりそう)
んでわ。
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2024年12月23日
クリスマスケーキ事案
まいど。
人生の午後をおもしろおかしく暮らす、つるたやです。
本日、12月23日は平成の頃は天皇誕生日だったわけですが、
クリスマス・イヴ・イヴ、ではなく、ワタクシの実母の誕生日でもありました。
昭和の頃、母は天皇陛下が代替わりしたら、自分の誕生日が
祝日になる、と言っていたものですが、実に30年間そうなったわけです。
そして一昨日、12月21日は実弟の誕生日でありました。
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クリスマスシーズンに誕生日が2日もあると、子どもにとっては
重大な事案が発生する。
それは…
誕生日ケーキとクリスマスケーキの統合事案である。
ざっと50年くらい昔、ホールのケーキといえば、
重いバタークリームで塗り固め、スポンジもがっしりした、
食べ応えのあるものが主流であった。
誕生日といえば、そんなケーキに歳の数だけ蠟燭をたてて、
電灯を消して、点けた火を吹き消すのがオヤクソクの儀式であった。
しかしクリスマスシーズンになると、ケーキ屋には、それより派手に
飾られた、クリスマスケーキが登場する。
砂糖や飴で細工したサンタクロースやトナカイ、煙突のある家の
ミニチュアなんかは、さほど美味しくなかったと記憶しているが、
三人兄弟全員で取り合いになったものである。
そう、クリスマスケーキも誕生日のケーキも、イベントの要であり、
できれば別々に楽しみたい、というのが、僕らの願いだった。
しかし家計の事情からか、弟の誕生日ケーキはクリスマス仕様のものとなり、
一回で済まされるのが常だった。
弟はその件について自分だけ不公平だと不満をぶちまけていたが、
我々兄弟だって、滅多にないケーキを食べるチャンスが減るので、
その点については変わらない、と思っていたものだ。
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そういえば一度だけ、ケーキが二種類登場したことが
あったような気がしますが、その時は、食べ飽きてしまって
持て余したように思います。
親は、そこら辺ちゃんとわかっていたからこその、
ケーキ統合だったのかな、と今なら思えます。
んでわ。
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2024年12月11日
シリーズ幻の味 第5回「ブタみそラーメン@五福星」
まいど。
人生の午後をおもしろおかしく暮らす、つるたやです。
「シリーズ幻の味」というのは、好きだったけど無くなった
お店や、料理、食品なんかを懐かしむ、という趣旨で書いているのですが、
前回が第一回のリマスター版で、その前が初出の第四回という
少々混乱を招く構成でお送りしています。
さて、今日紹介する「五福星」ですが、ほんの3日前まで営業していた、
という点では、できたてほやほやの“幻の味”、ということになります。
以前から閉店予告をされていながら、うっかりしていたらもう閉まっていた、
という点で、ワタクシとしたことが、迂闊この上もないのですが、
心機一転どこかの温泉地で「湯上りラーメン」というお店をやるそうなので、
それを楽しみに生きて行こうではありませんか。
ワタクシがこの店に最も通っていたのは、実はもう6年以上も前になります。
そう、その頃、こんな文章を書いていました。
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「必殺!ラーメンダイエット」
ここだけの話、実はダイエットをしている。
半年ほど前の健康診断結果でメタボ認定されてしまったため、
意を決して、減量に取り組むことにしたのだ。
具体的には、地味に運動と食事制限、ということになる。
それと、毎朝起きたら体重計に乗っている。
計測誤差を少なくするために、パンツ一丁で乗っているが、冬場はけっこう寒い。
そんな取り組みの中で、自分でもちょっと変わっているな、というのに、
プールで泳いだ後に、ラーメンを食べる、という習慣がある。
水泳の消費カロリーは、体重による個人差がけっこうあるのだが、
正味一時間くらいで、400kcalそこそこというところだ。
対して、ラーメンのカロリーは、あっさりめの中華そばでもだいたい
400kcalは超えてしまう。
そう考えると、あまり意味がなさそうだが、実際にはラーメンでなくても
食事でカロリーは取るし、400kcal多く食べられる、とも考えられる。
とはいえ、炭水化物が多くなるわ、モノによっては脂質もマシマシ、
野菜も蛋白質も不足がち、と、ラーメン、食事としては少々(?)問題がある。
だが、ダイエットに効くのである。(当社比)
「今日は泳ぐから、ラーメンだ!」
水泳という運動は、面倒だとか、すごく疲れるとか、
ちょっと気の重い部分があるので、目標である週一回はなかなか
達成できないのが現状だ。
そこで、水泳のあとに、あらかじめご褒美を設定することで、
行く回数をちょっとでも増やそうというのが狙いである。
ちなみに“ご褒美”はあらかじめ設定しておく方が効果が高い、
という話もあるようだ。
まあ、別にご褒美はラーメンでなくともいいので、
何かしら自分の行動を強化したい時には、ぜひお試しあれ。
あ、もちろん、プール後以外でのラーメンは禁止。
ご褒美だからね。
---【2024/12/11改定済】
と、まあ、このプールの帰り道にあったラーメン屋が
「五福星」だったのです。
色々とメニューを試して「ブタみそラーメン」か
「わんたんめんワカメトッピング」(通称ワンワカメ)の
ほぼ二択となったのでありました。
東日本大震災のあと、被災地に炊き出しに行っていた際の
豚汁をベースにしたという「ブタみそラーメン」には、小さい握り飯が
ひとつついてきます。その塩だけのむすびは、味噌味のスープに
とてもよく合っていて、ワタクシの最も好きな逸品でした。
しかし「ブタみそラーメン」は、数年前にメニューから消え、
“幻の味”となってしまいました。
そして今や、お店自体も幻に。
またプール通おうと思っていたのに挫けるなあ。
んでわ。
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2024年11月28日
ワタクシと酒菓子(酒話外伝)
まいど。
人生の午後をおもしろおかしく暮らす、つるたやです。
小学生の頃から酒について並々ならぬ関心を持っていたワタクシですが、
そうそう飲めるはずもなく、たどり着いたのが酒チョコの類でした。
まあラミーよりもバッカス派です。
しかし小学生のワタクシの心をつかんだのは、ボトルチョコレートでした。
味の違う5種類のお酒を封じ込めた小さなボトルのチョコレート。
当時のワタクシには高価だったため、遠足のお菓子代を全額つぎ込んだ、
なんてこともありました。
気になるお酒の種類は、ウィスキー、ブランデー、ラム、ポートワインに、
キュラソー。「なんだキュラソーって?」とその頃は思ったものです。
まあ風味だけで、実際はアルコール度数も低めだったようですが、
まだ見ぬ世界に酔いしれておりました。
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高校生の頃、受験勉強のおともにコーヒーを飲み始めたのだが、
かなり田舎の街だったので、珈琲豆の入手にはけっこう苦労をした。
結局、本格珈琲を売りにしている喫茶店が近所に一軒あったので、
そこで豆を買っていた。
その喫茶店は、ケーキの種類もけっこうあって、ビンボーだったので
珈琲豆を買うだけで精一杯、ケーキどころか店で珈琲を飲むことさえなかった。
まあ当時はそれほど甘いモノに興味はなかったのだが、
そんな僕の目をくぎ付けにしていたのが、“サバラン”なのである。
僕の知っている“サバラン”はブリオッシュに空洞をつくって、
そこに生クリームとフルーツを詰めて、酒をしみこませたものだが、
けっこうなバリエーションがあるらしい。
高校生の僕が恋焦がれたソレは、丸いパンの頭数ミリをカットして、
中をくりぬいてからクリームを詰めて、カットしたパンで蓋をして、
クリームとマラスキーノチェリーで飾っている、という感じであった。
中をくりぬいてからクリームを詰めて、カットしたパンで蓋をして、
クリームとマラスキーノチェリーで飾っている、という感じであった。
多分一度くらいは食べたと思うが、そのお店も今はもう無くなってしまったので、
あの味も思い出の中にしか存在しないのである。
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先日、最寄りの駅ビルで、サバランを見つけて、うっかり買ってしまいました。
生クリームをサンドしたバーガー風の頭に、弁当についてる醤油容器によく似た
プラスチックの魚みたいなのが刺さっている、という、ちょっと見、???と
思うようなブツでしたが、魚容器の中の酒をお好みで注入できる、という
酒びたしにできるという点では、なかなかに画期的なサバランでした。
酒びたしにできるという点では、なかなかに画期的なサバランでした。
そして魚の容器、案外鼻が長かった…カジキマグロかしら。
んでわ。
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2024年11月18日
三桁国道沿いのオシャレカフェ(コーヒー話そのご)
まいど。
人生の午後をおもしろおかしく暮らす、つるたやです。
と思ったものの、実際に足をのばせているのは、二か月に一度くらいでした。
たまにしか行けない距離にあるお気に入りのパン屋の二階にある店とか、
地元の大きな公園の中にあるキッチンカーのお店とか、
街中の裏通りにある中古家具屋のような店とか、
今まで通り過ぎていた街の、駅からちょっと歩いた場所にある小さな店とか、
それぞれが味わい深い珈琲を提供してくれました。
今回紹介するのは、山形方面に続く街道に向かう山沿いの三桁国道沿いという、
普段あまり使わないルートにあるお店で、用事ででかけた際に
ちょっとお茶でも、と、ふらりと寄ったのでした。
ネットの検索で見つけたお店なので、そのままナビまかせで
走っていくと、目的地辺りに、怪しい煙が立ち上るのが視認できました。
タイヤよあれが焙煎の煙だ、とばかりに、店の駐車場に乗り入れると、
田んぼなどが連なるのどかな風景の中に、なんかカッチョエエその建物はありました。
https://www.invitrocoffee.com/
正直、店構えを見たときに、なんだこのオシャレカフェ、
というちょっと斜に構えた感想を持ってしまったことは否めません。
まあ、シアトル系コーヒーによくあるような、オサレな感じに勝手に敵愾心を
おぼえてしまうという、ヒネた感覚が未だにあるのですワタクシ。
店に入るとまず、甘く煙る珈琲の焙煎臭が鼻をつきました。
淹れるときの薫りとは全く違いながらも、間違いなく珈琲であることがわかる香りです。
奥のほうで、店主と思しき人物が、設備の前で何やら作業をしていました。
どうやら先客は居ないので、作業に没頭している模様でした。
ちょっとしてから、客の存在に気づいて、メニューを持ってきましたが、
ストレートコーヒーだけで4,5種類あったので、このごろマイブームの
ケニアをオーダーしました。
まっている間に、大学生風の男子四名と、ご婦人二名が来店し、
けっこうにぎやかになってきました。
こんな場所、といっては失礼かもしれませんが、辺鄙な場所にもかかわらず、
意外に盛況なので、珈琲への期待が否応なしに高まります。
さて問題の珈琲ですが、増えた来客への対応のためか、
気持ちゆっくり目に提供されました。
気持ちゆっくり目に提供されました。
ケニア、というセレクトは、九か月前にも他の店でしていて、
浅煎りの奥深さに、いたく感動したものですが、今回は中煎りといった
ところでしょうか、案外普通の見かけをしていました。
正直、ちょっと侮っていたようにも思いますが、一口啜って、
己が浅はかさを恥じ入ることになりました。しみじみうまい。
以前喫したケニアは、一口ごとに余韻を楽しむ感じでしたが、
それとは全く違う味わいがあり、一口飲むと、次の一口が
恋しくなる、そんな美味さを感じました。
遠いけど、いつか機会があったらまた来たい、と思わせる店でした。
んでわ。
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