ローカル
2024年09月12日
「定禅寺ストリートジャズフェスティバル2024」B面
まいど。
人生の午後をおもしろおかしく暮らす、つるたやです。
この前の土日、当地仙台では、音楽イベントが行われておりました。
その名も「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」。
前回の記事でちょっと様子というか、ワタクシの楽しみ方について
触れましたが、今回は縁あって視た聴いたステージについて若干書いてみます。
友人と落ち合う場所では、ラテンジャズというふれこみのバンドの演奏が
予定されていて、ワタクシとしては是非とも聴いておきたいステージでした。
バンドとしては、フルート奏者がけっこう前に出ている印象でしたが、
ベースとドラムのほかに、ラテンパーカッション担当もいて安心して
聴ける感じでした。
たまたま座った場所がピアノのすぐ前だったのですが、生ピアノを置いてある
ステージはそんなに無いので、気合の入った力強い演奏がよく見えました。
パンフには20代の同世代メンバーでやってるとありましたが、
都内のアマチュアジャズコンテストで準優勝したのも納得のしっかりした演奏で、
既定の演奏時間30分では物足りなく感じるくらいの熱量がありました。
演奏が終わったところで友人と合流して、目的のステージまで、
ビール片手にアチコチ歩きつつ、時間をつぶしました。
アチラコチラの話をちょっとすると、もうすぐ取り壊されるっていう
野外音楽堂で、高校生バンドの高校生らしい演奏(?)を聴いたりしました。
ギターを背弾くワカモノがいたのがなんか新鮮だったりもしましたが、
個人的には建屋の屋根にはえてる花が気になって気になって。
アレ、ラベンダーじゃないのかな?
ワカモノのエナジーを吸収した後に、デキシーランドジャズを一瞬聴いて、
なんか肌に合わなかったので、ドリンク補給のため屋台村方面に足を向けました。
このイベント、うろうろするときにビールを持ってないと落ち着かないのは
なんでなんでしょうね。
ともあれ、ビールを得て約束のステージに戻ると、なんか聞き覚えのある訛りで
MCするブルースバンドが。
青森の方言でつなぐブルースにとても親和性をおぼえたのは、ワタクシ自身の
出自のせいなのかもしれませんが、とても良い経験になりました。
案内人とワタクシで歩くと、視聴するのは当然お互いの趣味の“公約数”に
なるのですが、その1つにパンフレットでいう“ソウル・R&B”ってえのがあります。
知り合いの出るステージ名“勾当台公園 滝前”はそういった方々が集まる場所のようです。
ふだん、ソウルとかブルースをそう聴くほうではないワタクシではありますが、
ことライブ、となると、けっこう好きな部類になります。ナマモノ感がいいのかな?
約束のステージでは、黒メガネ二人組の映画で流れた考えさせられる曲とか、
モータウンレーベルの有名なあの曲とか、意外に知ってる曲が多く、
個人的に盛り上がりました。
フェスいちじゃないか、ってくらい伸びるメインヴォーカルの声が特長の
このバンドも、もう少し長く聴いていたいバンドの1つです。
このあとは、雨に降られつつも、もう1つくらいバンドを聴いて退散。
んでわ。
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2024年09月09日
「定禅寺ストリートジャズフェスティバル2024」A面
まいど。
人生の午後をおもしろおかしく暮らす、つるたやです。
この前の土日、当地仙台では、音楽イベントが行われておりました。
その名も「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」。
ケヤキ並木が売りの定禅寺通りを中心に、仙台の街中のあちこちに
ステージが設営されます。
演奏者については、プロ・アマを問わず、居住地も仙台宮城以外からも
多数、そしてジャンルすら関係なく集まってきます。
というか、全体で見ると、案外ジャズは少ないかも。
多種多様なステージの中から、自分好みのルートを選択して、
“番組”を楽しむことができます。
しかも1991年以来ですから、もう30年以上やっているんですってよ。
とまあ、詳しくは公式サイトでもご覧ください。
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「吾輩のじゃずふぇす」
前々日に、紙公式パンフレットを入手した吾輩は、情報を精査していた。
広告が多いとはいえ、B4判で50頁もあるパンフには、詳細な会場地図と
出演バンドのざっくりした説明(バンド名、カテゴリ、バンドのコメント、
活動地域)などがステージ番号と演奏日時ごとに記載されている。
これらを基に、当時の行動予定を組むのだが、知り合いが出るステージの
日時・場所はすでにおさえてあるので、そこに向けてどう繋いでいくかが、
じゃずふぇす予習編なのである。
とはいえ、マイルストーンだけ決めて、あとは適当に流すのが例年の
ルーティンだし、それすらも、有識者である友人とまわるので、まあ、
概ねその人頼り、というか、お任せなのが、毎回の実情なのであった。
でもまあ、今年は早めに現地入りして、昼過ぎの合流前に、昼飯ついでに、
独りでちょっとうろつこうと、珍しく真剣に検討していたのである。
熟慮した結果、合流地点から離れた“西公園”界隈を振り出しにして、
昼飯を捕食しつつ“定禅寺通り”を流して待ち合わせの“円形公園”に
向かうことにした。
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吾輩が地下鉄を乗り継いで西公園に着いたのは11時ちょうどで、
まさに西公園ステージでの最初の演奏が始まろうとしていた。
どうやらベンチャーズのコピーバンドのようで、掴みの曲はおなじみの
「パイプライン」。別に嫌いじゃないが、足を止めて聴くほど好きなわけでもない。
こういうのを背中で聴きながら次の場所を目指すのがじゃずふぇす独特の感覚で、
歩いているうちに、それがフェードアウトしていくうちに、次の曲が徐々に聴こえてくる、
って寸法である。
ただ歩くだけでもけっこう楽しいのだ。
一通り屋台を物色したのちに、ビッグバンドの演奏する「A列車で行こう」を聴きながら、
さくっと昼飯をくって、「北酒場」メタルバージョンを遠くに聴きながら、
ビール片手に、定禅寺通りを目指す。
フェスの名前をとっているだけあって、定禅寺通り沿いでは、ジャズや
フュージョンの演奏が聴こえることが多いように思う。
九月とはいえまだまだ暑い日中に、仙台名所の欅並木が有難い定禅寺通り。
通りの途中から、道路に挟まれた遊歩道を歩く。
ひるひなかの往来で、大手を振ってビールをチビチビやれるのも醍醐味だ。
メディアテーク前のジャズ演奏を聞き流しながら、県民会館(旧名)前
あたりで足を止める。
というと、なんかの演奏を気にかけて聞き入ったようだが、
単に通りの中央の遊歩道で演奏をしていて、通行が制限されていたのだった。
成り行きで10分程度演奏を聴いていたが、悪くなかったし、それもまたヨシ、
と思えるのが、吾輩のじゃずふぇすなのである。
---
んでわ。
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2024年09月05日
シリーズ幻の味 第4回「手羽先スモーク」
まいど。
人生の午後をおもしろおかしく暮らす、つるたやです。
いきなりの新シリーズ、ってえと、もう通常運転ですが、
いきなりの第4回は新しいですよね。
「幻の味」というのは、以前、別のブログで書いていたお題でして、
好きだったけど無くなったお店や、料理、食品なんかを
懐かしむ趣旨のシリーズです。
すでに三回ほど書いたので、そのうちリマスター版をお届けします。
さて、今日は久しぶりに床屋に散髪しに行ってきました。
家を建て直して引っ越してきて以来、ずっと通っているので、
かれこれ30数年の付き合いになります。
30年も通っているので、店に入って椅子に座ると、
自動的に散髪が始まります。
多分最初の10年くらいは「いつものようにお願いします」と伝えて
いたような気がしますが、近年は座ったらいきなり世間話です。
今日もやくたいもない話をダラダラとしておりましたが、
鮎川(*1)の鯨の話から、鯨の調理方法に話がうつって、
そういえば学校給食で「鯨のオーロラ煮」(*2)ってあったなあ、
という話になりました。
同じ給食センターの飯を食った仲ならではの会話ですが、
その時出たのが「手羽先スモーク」なのでした。
名前通り、鶏の手羽先をスモークしただけのシンプルな
料理でしたが、ワタクシ的には当時の人気NOメニューでした。
今考えると、けっこう堅めに仕上げた、スモークしただけの
手羽先ですが、今まで類似の料理は見たことがないように思います。
パリパリに乾燥していたし、肉もかたくて、可食部分が極めて少ない。
…うーん? 残念料理のような気がします。
でもできることなら、ソイツと一緒にビールでも飲みたいものです。
小学校、先日50周年を迎えて、今度記念行事もやるらしいし、
懐かしの給食メニュー再現企画でもやってくんないかしらん。
んでわ。
*1:宮城県北東部の港町、宮城県牡鹿郡鮎川町。
捕鯨で有名で、観光交流拠点施設“ホエールタウンおしか”には
くじら専門の飲食店もある。
*2:サイコロ状に切った鯨肉をケチャップで煮た料理。
オーロラ要素は特にないので、当時の給食メニュー開発者に詩人がいて、
北氷洋に想いを馳せて名付けたのではないだろうか。(妄想)
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2024年08月22日
あかいちゃんちゃんこのひみつ
まいど。
人生の午後をおもしろおかしく暮らす、つるたやです。
最近60歳になったんですが、どうやら“還暦”っていうらしいです。
干支がひとまわりするのに60年。
暦が還ってくるから、なんでしょうかねえ。
干支、っていうと年賀状の十二支を思い出しますが、
十二支と十干をあわせたもののようで、十干(じっかん)の方は
ピンと来ない方もいるかもしれませんね。
十干は「甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸」ってやつです。
五行×陰陽で10、らしいですが、脱線しそうなので置いといて、
十二支と十干の最小公倍数が60年ってことですね。
え?かえってわかりにくい??
さておき、いつもの“いらすとや”さんで“還暦”にひっかけて
検索したら、出たのがコレです。
検索したら、出たのがコレです。
使わせていただいてナンですが、いますか?こんな60歳。
ワタクシも、まったく実感がないのですが、若いつもりでいても
時間の経過とともに年も取るんですなぁ、これが。
とはいえ、延長なければ定年退職の歳でもあるし、
ここ半年は漠然と節目であることを意識してはいました。
で、そんなワタクシが縁あって最近始めたのが、住んでいる
地域のコミュニティセンター(以下コミセン)窓口のアルバイト、です。
応募前に聞いて知っていたのですが、この施設の管理運営を
行っているメンバーの高齢化が喫緊の課題、ということで、
若くて長くやってくれそうならけりゃ誰でもいいぞ、
くらいの意気込みは感じておりました。
くらいの意気込みは感じておりました。
「いや、もうすぐ還暦なんですが…」って、その時には思いましたが、
実際、高齢化は半端なくて、メンバーの最若手はなんと75歳でした。
いやあ地方の高齢化半端ないですわー。
60歳、若造でした。
ということで、還暦を迎えてもなー、と思いつつ、
せっかくのネタなので、色々調べていたわけです。
で、こんなの見つけました。
還暦のお祝いで着る赤いちゃんちゃんこには、
“赤子に戻りもう一度生まれ変わって出直す”
という意味があるんですって。
そう、“出直し感”、日々実感しております。ハイ。
んでわ。
tsurutaya at 23:55|Permalink│Comments(0)
2024年08月19日
講座『グリーフケアってなに?』のご紹介
まいど。
人生の午後をおもしろおかしく暮らす、つるたやです。
いつもお世話になっております“仙台グリーフケア研究会”で、
講座『グリーフケアってなに?』を開催いたします。
内容については、以下、チラシより抜粋です。
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大切な人、かけがえのない人を亡くした時に人々が抱える思い・反応をグリーフと言います。
悲しい、つらい、苦しいだけじゃなく、後悔、自責の念、恨み、怒りなどもグリーフです。
最近、耳にすることがあるグリーフケアとは何か?
グリーフを無くしてくれるのがグリーフケアなのか?
グリーフケアとは、グリーフに向き合うことをお手伝いすること。
長年グリーフケアに関わってきた講師がグリーフケアについてお話しします。
---
ワタクシが上記説明に付け加えるようなことは特にないのですが、
“グリーフ”という、人生でほぼ誰にでもあるであろう心の動きについて、
ちょっとでも気になる方は、聞いてもいいと思います。
なんなら聞かずとも、ネットで調べてみてもいいですし、
調べてなお知りたい気持ちがあったり、わからないことがあるならば、
質問タイムもありますから、是非ご参加ください。
■日時:9月22日(日祝)14:00~15:30
■場所:仙台市医師会館2階ホール
■参加費:1000円
※事前の申し込みが必要になります。
詳しくは以下のチラシをクリックしてご覧ください。
#あ、QRコードなんざぁ、使いたくねえ!って方は、コチラからでもどうぞ。
んでわ。
tsurutaya at 21:10|Permalink│Comments(0)